2007年 09月 05日
たまには和食 |
バイエルンネタがかなり長い間続いたのでなんだか胃がもたれてきた。(ような気がする)
ここでちょっとお口直しに最近の和食事情を。やはり涼しくなってくると(はい、ドイツはもうどっぷり秋です)お魚もおいしくなってくるし、夏の間は製造をやめていた納豆もまた仕込みを始めた。私は作るの面倒だから冷凍で十分なんだけどね、心置きなく大量に食べたい夫からのリクエストなので仕方なく腰を上げた。
最近の嬉しい出会いはシソの葉でしょうか!こちらに来てから必死の求食活動と綿密にはりめぐらした現地情報のたまものでたいていのものは買えることがわかった。(お値段は度外視ですが)冷凍納豆をはじめ、まぐろの刺身、新鮮な鰯、冷凍だけど鰻の蒲焼やお好み焼き、ズリミ(かにかまぼこ)、おいしいカリフォルニア米、手作り豆腐やキムチ、中華三昧(インスタントラーメンの中で唯一好きなもの)、焼きそば、などなど。でも、シソだけは手に入らないと勝手に思い込んでいた。でも考えてみればこれだけガーデニングが盛んでどんなハーブでも手に入るドイツ。シソだって作っている人がいたって全然おかしくない。たくさん手に入ったという知り合いがおすそ分けしてくれた。
さあ、「ずっとこれさえあればなぁ・・・」と夢見ていたものがいきなり手に入ると動揺してどうやって食べたらいいのかわからなくなってしまった。まずは手軽なところで生春巻きにたっぷり入れてみた。私の好きなものベスト10に確実に入る食べ物の1つにいくら丼がある。まぐろもウニも鰻も大好きだけどいくらも捨てがたい。ほぐした焼き鮭の上にいくらをたくさんのせて、きざみのりとシソとごまでトッピングして本生わさびをちょんとのせて食べるのがオレ流。ドイツにきてからいくらの身代わりはすぐに見つけたがシソがなくて寂しい思いをしていたのだ。でも、ドイツのシソは大きくて厚くて味も微妙に日本のシソとは違う。野趣溢れるというか、シソとミントを足して2で割ったような味だった。
↓夢の実現、独流いくら丼どす。とにかくしそを散らせるだけ散らしてみましたバージョン。幸い?夫はいくらがあまり好きではないので一粒残らず私のものです。たとえば寿司屋でセットを食べるときはまずいくらを奪い、交渉の隙をあたえずにイカか白身魚あたりとアンフェアトレードをします。
鮭はどこのスーパーでも手に入る冷凍鮭を使用。いくらは、いろいろ試したけどTeGutというスーパーで買える↓の写真のブランドが一番好き。そのままだと生臭い気がするのでめんつゆをちょっと入れて半日くらいつけておく。めんつゆがない場合はしょうゆと酒半々につけておいてもいい。このテクの生い立ちは、かつてとても貧しい頃いくらなど買えずに生筋子を買ってしょうゆ漬けにして食べていたこと。1日くらいつけておくと筋子がしょうゆを吸って粒が大きくなり味もしみて気分は「い・く・ら」なの。生筋子を求めてアメ横に行ったこともあるが、考えてみれば上野までの電車賃でいくらが軽々買えるのではないかい?
↓揚げ出し豆腐風にまでしそをかけてみる。普通はあさつきだよね。
次の驚きは本マグロの刺身。フランクフルトのハウゼンという所には日本人学校があるので日本人がたくさん住んでいる。この地区にある日本食材店に本マグロが入荷したと聞いてわざわざ予約して取りに行った。↓お刺身2人前で16ユーロ。今のレートに換算するとちょっと怖いが、買うと決めたらもう迷わない。翌週は節約モードの献立にすればいいや。まるで赤い宝石を持って帰るかのように慎重に帰路について早速食した。
↓そのへんの魚屋で買うマグロの赤身のブロックと違ってトロまで入ってるぞ。うーーーーん、このトロは本当にうまかった。鮨元で食べたトロと同じくらいといっても過言ではない!
思えば夏休み3週間はずーっとドイツ飯ばかりだったもんな。(カップラーメンとまずいドイツ流中華は除く)それも毎晩カルテスエッセンだし。その反動か、夏休みが終わってこちらに帰ってきてからは和食の日が多くなった。フランクフルトの和食屋にも最近2回も行った。しかしどこにいても何をしていても食べ物のことばかり考えている自分にはいつもあきれてしまう。
ここでちょっとお口直しに最近の和食事情を。やはり涼しくなってくると(はい、ドイツはもうどっぷり秋です)お魚もおいしくなってくるし、夏の間は製造をやめていた納豆もまた仕込みを始めた。私は
最近の嬉しい出会いはシソの葉でしょうか!こちらに来てから必死の求食活動と綿密にはりめぐらした現地情報のたまものでたいていのものは買えることがわかった。(お値段は度外視ですが)冷凍納豆をはじめ、まぐろの刺身、新鮮な鰯、冷凍だけど鰻の蒲焼やお好み焼き、ズリミ(かにかまぼこ)、おいしいカリフォルニア米、手作り豆腐やキムチ、中華三昧(インスタントラーメンの中で唯一好きなもの)、焼きそば、などなど。でも、シソだけは手に入らないと勝手に思い込んでいた。でも考えてみればこれだけガーデニングが盛んでどんなハーブでも手に入るドイツ。シソだって作っている人がいたって全然おかしくない。たくさん手に入ったという知り合いがおすそ分けしてくれた。
さあ、「ずっとこれさえあればなぁ・・・」と夢見ていたものがいきなり手に入ると動揺してどうやって食べたらいいのかわからなくなってしまった。まずは手軽なところで生春巻きにたっぷり入れてみた。私の好きなものベスト10に確実に入る食べ物の1つにいくら丼がある。まぐろもウニも鰻も大好きだけどいくらも捨てがたい。ほぐした焼き鮭の上にいくらをたくさんのせて、きざみのりとシソとごまでトッピングして本生わさびをちょんとのせて食べるのがオレ流。ドイツにきてからいくらの身代わりはすぐに見つけたがシソがなくて寂しい思いをしていたのだ。でも、ドイツのシソは大きくて厚くて味も微妙に日本のシソとは違う。野趣溢れるというか、シソとミントを足して2で割ったような味だった。
↓夢の実現、独流いくら丼どす。とにかくしそを散らせるだけ散らしてみましたバージョン。幸い?夫はいくらがあまり好きではないので一粒残らず私のものです。たとえば寿司屋でセットを食べるときはまずいくらを奪い、交渉の隙をあたえずにイカか白身魚あたりとアンフェアトレードをします。
鮭はどこのスーパーでも手に入る冷凍鮭を使用。いくらは、いろいろ試したけどTeGutというスーパーで買える↓の写真のブランドが一番好き。そのままだと生臭い気がするのでめんつゆをちょっと入れて半日くらいつけておく。めんつゆがない場合はしょうゆと酒半々につけておいてもいい。このテクの生い立ちは、かつてとても貧しい頃いくらなど買えずに生筋子を買ってしょうゆ漬けにして食べていたこと。1日くらいつけておくと筋子がしょうゆを吸って粒が大きくなり味もしみて気分は「い・く・ら」なの。生筋子を求めてアメ横に行ったこともあるが、考えてみれば上野までの電車賃でいくらが軽々買えるのではないかい?
↓揚げ出し豆腐風にまでしそをかけてみる。普通はあさつきだよね。
次の驚きは本マグロの刺身。フランクフルトのハウゼンという所には日本人学校があるので日本人がたくさん住んでいる。この地区にある日本食材店に本マグロが入荷したと聞いてわざわざ予約して取りに行った。↓お刺身2人前で16ユーロ。今のレートに換算するとちょっと怖いが、買うと決めたらもう迷わない。翌週は節約モードの献立にすればいいや。まるで赤い宝石を持って帰るかのように慎重に帰路について早速食した。
↓そのへんの魚屋で買うマグロの赤身のブロックと違ってトロまで入ってるぞ。うーーーーん、このトロは本当にうまかった。鮨元で食べたトロと同じくらいといっても過言ではない!
思えば夏休み3週間はずーっとドイツ飯ばかりだったもんな。(カップラーメンとまずいドイツ流中華は除く)それも毎晩カルテスエッセンだし。その反動か、夏休みが終わってこちらに帰ってきてからは和食の日が多くなった。フランクフルトの和食屋にも最近2回も行った。しかしどこにいても何をしていても食べ物のことばかり考えている自分にはいつもあきれてしまう。
by raquel_2006
| 2007-09-05 22:44
| 食べ物