2011年 04月 27日
がんばろう、日本 |
震災から1ヶ月以上がたちましたが、ドイツでも地震が起きてから今にいたるまで、ニュースにて被災地の様子や、予断を許さない原発の状況が伝えられています。ドイツに住む友人からは家族を心配するメールや電話、励ましを数え切れないほどいただきました。このような非常時においても冷静さを失わず、暴動や略奪が横行することもなく、助け合う日本人の姿には誰もが心底驚き感動していました。日本を離れてから、今ほど祖国が遠く愛しく感じられたことはありません。
一方ドイツの報道は、特に原発事故の後はパニックといってもいいくらい大げさなものも多く、心配しすぎるドイツ人と日本の間にはさまって辛い思いをした在ドイツ日本人も相当多かったのではないかと思います。
ドイツ在住の日本人も、できる人ができる限りのことをして日本を支援したいと思っています。クラシックコンサートを企画して義捐金を集めたり、学校でのチャリティバザーを企画したり、着物を着て募金活動をしていたとっても可愛い小さな女の子もいました。日本でも、被災したペットに心を痛めて救済活動に参加することを決意した外国人の友人、一番被害が大きかった地域にボランティアに行くといっていた友人、素晴らしいアイデアで人の心をつかみ支援に貢献している人達 - 自分がしたいと思ったこと、自分の関心があるところからはじめて、多様な活動が続々生まれるのは素晴らしいことだと思います。
そんな中、元気をもらうCMに出会いました。3月12日に全線開業した九州新幹線のCMがネット上で話題になっています。震災発生前に、熊本と鹿児島で1度ずつ放映されたものの、震災発生に伴い、開通祝賀行事の全面中止と同時に12日以降の放映が自粛されましたが、また4月23日から九州で再オンエアとなりました。このCMは、”九州がみんなでひとつになろう”という呼びかけのもとに、2月20日に1万5千人以上もの人が沿線に集まり、鹿児島中央駅からゴールの博多駅まで新幹線にむけてウエーブやジャンプした様子を新幹線の中から撮影したものです。新幹線「さくら」のボディにはレインボーのペイントと「手をふってください」という大きな文字が書かれ、時速80キロでゆっくり走りながら車窓から、駅のホームや田んぼ、工場やビルの屋上、マンションのベランダ、川沿いの土手、川に浮かべたボートの上、学校のグラウンド、ビニールハウスの上などで、思い思いの格好をした人々が開通を祝い喜びを体全体で表しながら手を振る様子を撮ったものです。
軽快な音楽が画像にあっていてすごくいいな、と思ったら、それもそのはず。CMに使われている曲「Boom」は、マイア・ヒラサワ(母親がスウェーデン人、父親が日本人)がJR九州より依頼をうけ、「人々が笑顔になるような曲」をイメージして書き下ろしたものだそう。
最後のナレーションの「あの日、手を振ってくれてありがとう。笑ってくれてありがとう。一つになってくれてありがとう」のところでじーんときて涙が出ます。日本って美しい、日本人ってなんか可愛い、そして、日本人は一つになれる国民だと固く信じています。
一方ドイツの報道は、特に原発事故の後はパニックといってもいいくらい大げさなものも多く、心配しすぎるドイツ人と日本の間にはさまって辛い思いをした在ドイツ日本人も相当多かったのではないかと思います。
ドイツ在住の日本人も、できる人ができる限りのことをして日本を支援したいと思っています。クラシックコンサートを企画して義捐金を集めたり、学校でのチャリティバザーを企画したり、着物を着て募金活動をしていたとっても可愛い小さな女の子もいました。日本でも、被災したペットに心を痛めて救済活動に参加することを決意した外国人の友人、一番被害が大きかった地域にボランティアに行くといっていた友人、素晴らしいアイデアで人の心をつかみ支援に貢献している人達 - 自分がしたいと思ったこと、自分の関心があるところからはじめて、多様な活動が続々生まれるのは素晴らしいことだと思います。
そんな中、元気をもらうCMに出会いました。3月12日に全線開業した九州新幹線のCMがネット上で話題になっています。震災発生前に、熊本と鹿児島で1度ずつ放映されたものの、震災発生に伴い、開通祝賀行事の全面中止と同時に12日以降の放映が自粛されましたが、また4月23日から九州で再オンエアとなりました。このCMは、”九州がみんなでひとつになろう”という呼びかけのもとに、2月20日に1万5千人以上もの人が沿線に集まり、鹿児島中央駅からゴールの博多駅まで新幹線にむけてウエーブやジャンプした様子を新幹線の中から撮影したものです。新幹線「さくら」のボディにはレインボーのペイントと「手をふってください」という大きな文字が書かれ、時速80キロでゆっくり走りながら車窓から、駅のホームや田んぼ、工場やビルの屋上、マンションのベランダ、川沿いの土手、川に浮かべたボートの上、学校のグラウンド、ビニールハウスの上などで、思い思いの格好をした人々が開通を祝い喜びを体全体で表しながら手を振る様子を撮ったものです。
軽快な音楽が画像にあっていてすごくいいな、と思ったら、それもそのはず。CMに使われている曲「Boom」は、マイア・ヒラサワ(母親がスウェーデン人、父親が日本人)がJR九州より依頼をうけ、「人々が笑顔になるような曲」をイメージして書き下ろしたものだそう。
最後のナレーションの「あの日、手を振ってくれてありがとう。笑ってくれてありがとう。一つになってくれてありがとう」のところでじーんときて涙が出ます。日本って美しい、日本人ってなんか可愛い、そして、日本人は一つになれる国民だと固く信じています。
by raquel_2006
| 2011-04-27 20:48
| 日本での出来事